無線通信システム研究会 「初年度発表者コンペティション」 表彰
[選奨規程]
無線通信システム研究会では,2018年度より,過去に電子情報通信学会RCS研究専門委員会での発表経験が1回以下(6月の初めての研究会を含む)の若手研究者・学生を対象とする「初年度発表者コンペティション」を開催し,優秀な発表者を表彰します.
【経緯】
例年6月に行っている「初めての研究会」が非常に好評で,おかげさまで定着したイベントとなりました.その一方で,6月というのは時期的に投稿しづらいとの声があることから,半年後程度の時期に,同様な若手研究者向けの発表コンテストを開催することを企画いたしました.初めての研究会と差別化するために,ポスターセッションは行わず,発表と質疑応答の技術を競うことといたします.
2024年1月無線通信システム研究会において「初年度発表者コンペティション」が開催されました.
発表内容と質疑応答を踏まえ,研究専門委員会による厳正な審査の結果,14件のご発表の中から受賞者を下記の6名に決定いたしました.
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表彰の様子はこちらをご覧ください.
最優秀発表賞 | ||
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佐伯 尚秀 さん (阪大) |
RCS2023-207 | 期待値伝搬法に基づくIDDを用いた符号化大規模MIMO検出のEXIT解析に関する一検討 |
優秀発表賞(5名) | ||
橋本 宏一 さん (立命館大) |
RCS2023-233 | 水中音響通信に有効なチャネルサウンダの浅海実験結果 |
西川 幸市 さん (同志社大) |
RCS2023-208 | 帯域内全二重通信のための適応差動遅延を用いたブラインド自己干渉除去の繰り返し検出に関する一検討 |
吉田 正樹 さん (同志社大) |
RCS2023-205 | 無線物理層秘密鍵共有に基づく訂正符号化を用いたグループ鍵配送の基礎検討 |
坂本 陽向 さん (電通大) |
RCS2023-220 | チャープインデックス空間分割に基づく多元接続方式 |
中嶋 祐晴 さん (東京都市大) |
RCS2023-219 | NR上りリンクにおける高速移動ユーザ端末のPRACH検出確率特性 |
次年度以降も表彰制度を継続いたしますので,積極的な投稿をお願いいたします.