大会名称
2010年 情報科学技術フォーラム(FIT)
大会コ-ド
F
開催年
2010
発行日
2010/8/20
セッション番号
1U
セッション名
暗号解析・解読
講演日
2010/09/07
講演場所(会議室等)
U会場(ウエスト2号館3F 302講義室)
講演番号
L-022
タイトル
共通鍵ブロック暗号HyRALの不能差分攻撃について
著者名
芝山 直喜五十嵐 保隆金子 敏信半谷 精一郎
キーワード
ブロック暗号, HyRAL, 不能差分, 暗号解析
抄録
本稿では,SCIS2010において(株)ローレルインテリジェントシステムズの平田によって提案された128ビットブロック暗号HyRALの不能差分について報告する.SCIS2008に中嶋らによって提案された不能差分探索法を応用し,HyRALに対し不能差分探索を行った結果,128bit HyRALは13ラウンド,192/256bit HyRALは12ラウンドの不能差分があることが分かった.しかし,HyRALのラウンド数は128bit HyRALの場合は24,192/256bit HyRALの場合は32ラウンドであるので,本稿の結果がHyRALの安全性に影響を与えることはない.
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