大会名称 |
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2010年 情報科学技術フォーラム(FIT) |
大会コ-ド |
F |
開催年 |
2010 |
発行日 |
2010/8/20 |
セッション番号 |
5A |
セッション名 |
アルゴリズム・コンピュテーション(2) |
講演日 |
2010/09/08 |
講演場所(会議室等) |
A会場(総合学習プラザ1F 第5講義室) |
講演番号 |
A-026 |
タイトル |
インターネット上の遊休PCを利用した量子探索シミュレータの開発 |
著者名 |
内藤 昌彦, 築地 立家, |
キーワード |
分散並列計算, Grober's Algorithm, Ninf-G |
抄録 |
一般家庭用のインターネット上に配置されたコンピュータが保持する莫大な量の遊休時間を活用すれば,スーパーコンピュータに匹敵する計算能力を獲得できることが知られている.実際,SETI@HOME,メルセンヌ数探索などでは,問題を分割して各コンピュータにオープンループ型の処理を依頼するようなソフトウェアシステムが開発されてきた.本研究では,分割不可能な問題をクローズドループ型で分散処理するための事例研究を行う.具体的には,計算速度・通信速度が不揃いであり,かつシステムから任意に入退出するようなPCがインターネット上に存在することを仮定して,Groverの量子探索アルゴリズムをシミュレートするようなソフトウェエアシステムを,グリッド計算用ミドルウェアのひとつであるNinf-G上で開発し,各量子基底がランダム独立に量子エラーを発生する場合のシミュレーションを実施して,ソフトウェエアシステムの性能を確認する. |
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