大会名称 |
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2009年 情報科学技術フォーラム(FIT) |
大会コ-ド |
F |
開催年 |
2009 |
発行日 |
2009/8/20 |
セッション番号 |
7B |
セッション名 |
アーキテクチャ |
講演日 |
2009/09/04 |
講演場所(会議室等) |
B会場(9号館1F 912教室) |
講演番号 |
C-004 |
タイトル |
ライトバックキャッシュにおけるメインメモリアクセスレイテンシの隠蔽 |
著者名 |
下村 佳生, 小林 良太郎, |
キーワード |
write back cache, 参照の局所性, コンテキストスイッチ |
抄録 |
ライトバックキャッシュはキャッシュメモリにおける動作方式の1つで, データ書き込みの際にキャッシュメモリにのみ書き込みを行う方式である. 書き込み時にメインメモリとの同期を取らないため通常の動作は高速であるが, データの整合性を保つためにダーティビットと呼ばれる不整合を表す制御ビットが必要になり, コンテキストスイッチ発生時などのタイミングでビットのチェックおよびキャッシュからメインメモリへのデータの書き戻しが必要となる. 本研究では実行時の参照の局所性に着目し,一定タイミング毎にキャッシュからメインメモリへデータを書き戻す仕組みを用意することによって, コンテキストスイッチ発生時の書き戻し時間を軽減し,全体の効率がどの程度向上するかを検証した. |
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