大会名称 |
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2022年 情報科学技術フォーラム(FIT) |
大会コ-ド |
F |
開催年 |
2022 |
発行日 |
2022-08-30 |
セッション番号 |
120 |
セッション名 |
トップコンファレンス7-1 リコンフィギャラブルシステム |
講演日 |
2022/09/15 |
講演場所(会議室等) |
第3イベント会場 |
講演番号 |
TCS7-1-5 |
タイトル |
再帰型ニューラルネットワーク向け列方向行列ベクトル積演算回路のFPGA実現について |
著者名 |
中原 啓貴, |
キーワード |
抄録 |
本論文では細粒度列方向行列ベクトル乗算(RENOWN)を適用した再構成ニューラルネットワーク用のFPGA実現を議論した。行単位演算の代わりに列単位の行列ベクトル乗算(MVM)を使用して、リカレントニューラルネットワーク(RNN)アクセラレーション用の新しい遅延隠蔽アーキテクチャを提案した。このアーキテクチャは、データの依存関係を排除し、RNN推論システムのスループットを向上できる。さらに、要素ベースの並列処理(EP)とベクトルベースの並列処理(VP)のさまざまな構成を組み込み、大規模な重みを持つ行列を実装可能にする構成可能なチェッカーボードタイリング実装を提案した。これらの最適化により、HWの演算器利用率が向上し、システムのスループットが向上した。提案実装が1秒あたり29.6TOPSを達成でき、他のFPGAベースのアクセラレータと比較し、3.7〜14.8倍のパフォーマンス向上を達成し、HW使用率が最も高くなった。 |