大会名称 |
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2021年 情報科学技術フォーラム(FIT) |
大会コ-ド |
F |
開催年 |
2021 |
発行日 |
2021-08-12 |
セッション番号 |
5q |
セッション名 |
情報教育・システム開発 |
講演日 |
2021/08/26 |
講演場所(会議室等) |
q |
講演番号 |
N-015 |
タイトル |
標的型攻撃に対する報告を確実に行うためのリマインダ機能を有した対話エージェントの評価 |
著者名 |
川田大斗, 徳地達哉, 難波夏貴, 米谷雄介, 後藤田中, 大野真伯, 山下俊昭, 小野滋己, 八重樫理人, 藤本憲市, |
キーワード |
対話エージェント, 報告, リマインダ, チャットツール, 標的型攻撃, 多層防御 |
抄録 |
近年、標的型攻撃の高度化に伴い、従来の出入口での防御対策では不十分である。本研究では、構成員が積極的に異常を管理者へ報告するという、新たな内部対策で多層防御を強化するアプローチを提案する。この実現には報告を躊躇する3つの心理的障壁が課題であり、それらを除去することで報告率が上昇するという仮説を立てた。本システムは、チャットツールを用いて対話エージェントとやり取りすることで不安感や面倒さを取り除き、リマインダで報告すべき内容を伝える。評価実験では報告率40%を目標とし、仮説が正しいかを検証した。本システムでの報告率は目標値を達成し、アンケートの結果、心理的障壁が低減されており仮説は実証された。 |
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