大会名称 |
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2021年 情報科学技術フォーラム(FIT) |
大会コ-ド |
F |
開催年 |
2021 |
発行日 |
2021-08-12 |
セッション番号 |
6d |
セッション名 |
自然言語処理(情報検索・推論) |
講演日 |
2021/08/27 |
講演場所(会議室等) |
d |
講演番号 |
E-045 |
タイトル |
中医学における分散表現を用いた情報検索手法 |
著者名 |
太田遥人, 関 隆志, 高橋晶子, 力武克彰, |
キーワード |
中医学, 分散表現 |
抄録 |
際疾病分類第 11 版(ICD-11)において新たに伝統医学の疾病分類が追加されるなど, 近年, 医療現場において中医学は補完代替医療としての需要が高まっている.診察から「証」と呼ばれる患者の状態を診断する過程で医師は「病態図」を作成する. これにより, 患者の症状全てを加味した診断が可能となり, 患者の状態が明確になる. しかし, 中医学は東アジア諸国で独自に発展したため, 国や医者, 文献によって証に関する症状や処方する生薬は異なる場合がある.そのため、中医学の診断には証と症状を結び付けるための多くの知識と経験が必要である. 従って, 適切な診断は熟達した医師でなければ困難であり, 中医学において診療経験の少ない医師の診断を支援する仕組みが必要である. そこで、本研究では、分散表現を利用し、症状から証を検索する情報検索システムを構築することにより、医師の診断を支援することを目的とする。 |
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