大会名称 |
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2019年 情報科学技術フォーラム(FIT) |
大会コ-ド |
F |
開催年 |
2019 |
発行日 |
2019-08-20 |
セッション番号 |
122 |
セッション名 |
農業とICT |
講演日 |
2019/09/03 |
講演場所(会議室等) |
サテライト会場 |
講演番号 |
C-2-1 |
タイトル |
施設園芸栽培でのICT利用技術と環境制御 |
著者名 |
安場 健一郎, |
キーワード |
抄録 |
施設による栽培は農業の中でも特殊な栽培方法である。施設園芸では屋外で植物を栽培する場合に比べて、栽培環境をコントロールしやすく効率的な生産が可能である。この10年ほどの間に施設園芸が大きく変化してきた。一つには生産現場で使用可能なセンサが安価で高性能になったことである。CO2センサは施設園芸生産で利用価値が高いセンサであるが、この10年で一般的になった。もう一つの大きな変化は、ICT利用が進んだことである。従来型の施設園芸は、環境制御もサーモスタットを利用した温度管理が実施される程度で、実際に気温が何度であったかなどを把握することは一般的でなかった。しかし近年は、環境モニタリングをクラウドサービスを利用して行うことも珍しくはなくなった。そこでICT時代の施設園芸の現状と課題について紹介したい。 |