大会名称
2018年 情報科学技術フォーラム(FIT)
大会コ-ド
F
開催年
2018
発行日
2018-09-12
セッション番号
4b
セッション名
ソフトウェア(3)
講演日
2018/09/20
講演場所(会議室等)
C棟C33
講演番号
B-011
タイトル
リソース制御を用いたメモリ枯渇時での公平な継続動作方式の提案
著者名
小野優也茂田井寛隆水口武尚
キーワード
Resource Control, リソース制御, cgroups, 組込みシステム, メモリ
抄録
 本報告では、Linuxのリソース制御機構であるcgroupsを応用して組込みシステムの可用性を向上させる機構を提案する。
 メモリ資源が少ない組込みシステムでは、あるプロセスの一時的なメモリ大量使用によるメモリ枯渇が発生した場合、当該プロセスや他プロセスの動作に影響する問題がある。従来は、メモリ枯渇を回避するために、事前に特定プロセスのメモリ領域を確保していた。しかし、プロセスの機能やメモリ使用特性が不明な場合に上記方式は困難である。そこで本報告では、リソース制御によりメモリ枯渇発生時に個別にリソース制限を設けることで、プロセス動作を継続できる機構を提案する。
本文pdf
PDF download (454KB)