大会名称 |
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2017年 情報科学技術フォーラム(FIT) |
大会コ-ド |
F |
開催年 |
2017 |
発行日 |
2017-09-05 |
セッション番号 |
400 |
セッション名 |
Computer Vision 分野における世界的研究業績と人材育成 ~AI、コンピュータビジョン、ロボティクス:Artificial IntelligenceからAugmented Intelligenceへ~ |
講演日 |
2017/9/13 |
講演場所(会議室等) |
第1イベント会場 |
講演番号 |
F-1 |
タイトル |
Computer Vision 分野における世界的研究業績と人材育成 ~AI、コンピュータビジョン、ロボティクス:Artificial IntelligenceからAugmented Intelligenceへ~ |
著者名 |
池内 克史, |
キーワード |
抄録 |
人工知能(AI)は1956年のダートマス会議を起源とする。主にダートマス会議参加者が主宰する少数の研究所において、現在のAIとコンピュータビジョン(CV)とロボティクスに関する研究が、一体化した形で行われた。各分野の研究者が実験装置を共有しながら、同一の方向性の研究をすすめ、同じ会議(IJCAI)で研究発表を行っていた。1980年代後半に入るとデカルト流の要素還元主義に基づき各分野が独立して研究されるようになった。1984年のロボット分野のICRA、1987年のCV分野のICCVが相次いでスタートした事実はこれの象徴である。近年さらに発表論文数の極端な増加などとも相まってさらなる分野の細分化が起こりつつある。さながらカンブリア爆発である。今後の各分野の健全な発展のためには、あるいはカンブリア紀的に言うならば当該分野の生き残りのためには、いまいちど原点に立ち戻り、アリストテレス流のホーリズム論に沿って全体システムとしての価値や全体システムの中での各要素の価値などの再評価が必要である。本講演では、この流れを概観しつつ、どういった目標のために今後研究を続けるのかといった分野の方向性について検討する。 |