大会名称 |
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2017年 情報科学技術フォーラム(FIT) |
大会コ-ド |
F |
開催年 |
2017 |
発行日 |
2017-09-05 |
セッション番号 |
2P |
セッション名 |
減災情報システム |
講演日 |
2017/09/12 |
講演場所(会議室等) |
3号館4階 35号講義室 |
講演番号 |
O-002 |
タイトル |
柔軟な居住実態に適合する緊急通報システムを用いた被災高齢者の見守りの可能性 ~熊本県益城町における「みなし仮設住宅」の教訓にもとづいて~ |
著者名 |
小松原康弘, |
キーワード |
みなし仮設住宅, 被災高齢者見守り, 持ち歩き救急通報サービス |
抄録 |
現在,高齢者の見守りで多く使用されているのが緊急通報システムである.緊急通報システムは,居宅に対し据え置き型での導入が前提となっている.しかし,災害で居住空間を失った被災者は,異なった場所で一時的な仮住まいを確保する.応急仮設住宅であれば,建設時に設置の可能性もあるが,既存の住宅を援用する「みなし仮設住宅」では,設置型のシステムを導入することは困難である.そこで,場所を問わず,被災者自身が容易に携帯でき,24時間体制で緊急通報システムにアクセスできる仕組みが必要であると考えた.本稿では,被災者の居住実態に柔軟に適合する緊急通報システムを提案するとともに,熊本地震の益城町で試験導入した教訓をもとに,被災高齢者の見守りの可能性を言及する. |
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