大会名称 |
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2017年 情報科学技術フォーラム(FIT) |
大会コ-ド |
F |
開催年 |
2017 |
発行日 |
2017-09-05 |
セッション番号 |
5J |
セッション名 |
ヒューマン情報処理 |
講演日 |
2017/09/13 |
講演場所(会議室等) |
2号館4階 245号講義室 |
講演番号 |
J-014 |
タイトル |
手帳かスマホか? 使用メディアによる認知処理の差 |
著者名 |
梅島奎立, 茨木拓也, 山﨑崇裕, 酒井邦嘉, |
キーワード |
スマートフォン, スマートフォンアプリ, 使用メディア, ユーザインタフェース, 記憶, 認知処理 |
抄録 |
手帳やスマホという使用メディアの違いによって認知的な処理に差が出るかどうかを検証するため、手帳使用群とスマホ使用群(大学生各20名)に対してスケジュールの記憶課題を課した。記銘と再認の間に行う妨害課題として、物語を聞きながらそれぞれ同じ手帳とスマホでメモを取らせ、内容について質問した。その結果、記憶課題と妨害課題の両方において、手帳群の方がスマホ群よりも有意に高い成績を示した(t検定、それぞれ p < 0.005, p < 0.001)。両群の違いは日付などの記憶だけでなく、項目間の構造化でも見られた。以上の結果から、情報の記銘及び構造的理解は、インターフェース(入力の様式)による影響を多分に受けることが示唆される。 |
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