大会名称 |
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2017年 情報科学技術フォーラム(FIT) |
大会コ-ド |
F |
開催年 |
2017 |
発行日 |
2017-09-05 |
セッション番号 |
2C |
セッション名 |
アルゴリズム・数理モデル化と問題解決 |
講演日 |
2017/09/12 |
講演場所(会議室等) |
2号館2階 223号講義室 |
講演番号 |
CA-002 |
タイトル |
低ランク最適化のための高速特異値閾値処理の数理 |
著者名 |
佐々木崇元, 北原正樹, 清水 淳, |
キーワード |
低ランク正則化, 核型ノルム, 特異値分解, 凸最適化, 近接勾配, First-order Method |
抄録 |
近年,多次元データが持つ低ランク性に基づくデータ解析,信号変換手法の研究が盛んである。これらの手法では,核型ノルム正則化に基づく最適化問題を立式し,間接的に低ランク性を扱うアプローチが一般的である。この最適化問題は一次法により効果的に求解できるが,核型ノルムの近接勾配である特異値閾値処理(SVT)が必要であり,中でも特異値分解(SVD)の計算複雑度が高いため,計算時間が増大していた。 筆者らは特定条件下において,核型ノルムを最大値関数とL2ノルムの合成で表現することで,SVD不要なSVTアルゴリズムを提案しており,約70倍の高速化に成功している。本報告では核型ノルムの合成関数表現およびSVTアルゴリズムの数理的証明を示す。 |
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