大会名称
2016年 情報科学技術フォーラム(FIT)
大会コ-ド
F
開催年
2016
発行日
2016-08-23
セッション番号
5M
セッション名
ネットワーク制御
講演日
2016/09/08
講演場所(会議室等)
共通教育棟E棟1階E12
講演番号
L-017
タイトル
大規模データ収集システムの高効率化に対するDCBの適用性評価
著者名
西村俊彦今池怜生岩井慎之介長坂康史
キーワード
DCB, Data Center Bridging, データ収集システム
抄録
 ATLAS実験などの高エネルギー物理学実験において,効率的な実験データの収集のために用いられるデータ収集システムでは,処理効率を高めるための並列処理が行われ,多対一通信となる.しかし,現状では通信経路中の輻輳に伴い,フレームロスの発生による通信速度の公平性の低下が確認されている.この問題に対してロスレスイーサネット技術であるDCB(Data Center Bridging)を用いる手法が提案・検証されているが,実験規模の拡大時におけるデータ収集システムの大規模化に対する適用性は確認されていない.そこで本研究では,DCBに対応したハードウェア環境と計算機シミュレーションを用いて,データ収集システムの高効率化に対するDCBの適用性を評価する.
本文pdf
PDF download (725.6KB)