大会名称 |
---|
2015年 情報科学技術フォーラム(FIT) |
大会コ-ド |
F |
開催年 |
2015 |
発行日 |
2015/08/25 |
セッション番号 |
102 |
セッション名 |
人工知能のため標準問題としてのゲーム研究 |
講演日 |
2015/09/16 |
講演場所(会議室等) |
第3イベント会場 |
講演番号 |
A-2-2 |
タイトル |
標準問題としての人狼知能研究の可能性 |
著者名 |
篠田 孝祐, |
キーワード |
抄録 |
これまで人工知能における標準問題としてさまざまなものが提案されてきた。代表的なものとしてはチューリングテスト、チェス・囲碁・将棋、ロボカップなどがある。それらの中でも、チェスや将棋のような完全情報環境下でのゲームでは、人間とコンピュータという対決での勝敗は見えつつある。これらゲームを人工知能研究の対象とするということを考えたとき、人工知能に求められることはゲームの勝敗による優劣よりも、人間と一緒になって楽しめるのにはどうするか、そしてゲームを通して人間が何を学べるのかという視点であると考える。本セミナーでは、コミュニケーションゲームの一つである人狼ゲームを対象としたゲームを計算機に実装しプログラム同士で人狼を行えるゲーム(人狼知能)の環境を整えることで、参加者の研究環境を整え人狼を対象とした研究を勧められるよう支援する。具体的には、人狼知能サーバに接続してゲームに参加するエージェントプログラムの実装を通してプログラム学習の推進を図るとともに、HAIならびにマルチエージェントの研究への入り口となることを目指す。 |