大会名称
2015年 情報科学技術フォーラム(FIT)
大会コ-ド
F
開催年
2015
発行日
2015/08/25
セッション番号
6H
セッション名
認知・行動
講演日
2015/09/17
講演場所(会議室等)
工学部講義棟1階 EL16
講演番号
J-009
タイトル
顔の物理的特徴を用いた顔選好における自己顔の影響
著者名
原田晋吾杉浦彰彦
キーワード
顔画像, 顔の物理的特徴, 自己顔, 選好, 定量的評価
抄録
医療や娯楽などの分野で顔の選好分析は重要である.これまでの研究では,被験者全員に共通する要因の検証が多く,個人差に関する検証は少なかった.本論文では,顔の物理的特徴量を利用し,被験者が共通して選好する特徴,被験者ごとに選好する特徴の検証を行った.共通して選好する特徴量は,評価次元による違いはなく“口”の特徴が選好時に重要であることが示された.被験者ごとに選好する特徴量の検証では,二つの評価次元で自己顔との相関分析を行った.快-不快次元ではpositive顔の選好に“目”が重要であること,negative顔の選好に“鼻”が重要であることが示された.好き-嫌い次元では好きな顔,嫌いな顔のどちらの選好にも自己顔との関連性が認められず,評価次元によって結果が異なる可能性が示唆された.
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