大会名称
2014年 情報科学技術フォーラム(FIT)
大会コ-ド
F
開催年
2014
発行日
2014/8/19
セッション番号
2C
セッション名
LSI設計技術
講演日
2014/9/3
講演場所(会議室等)
3B棟3F 3B303
講演番号
RC-002
タイトル
多数決スイッチ回路によるn-フォールトトレラントシステムの設計考察
著者名
岩井 仁司
キーワード
抄録
著者は、多数決手段を含むシステム中の、いかなる故障をもマスクする、n-フォールトトレラントシステムを提案している。このシステムは、運用中でも故障カウントが可能である。本稿では、故障カウントのルールおよび信頼度について検討している。信頼度の計算では、順序依存性故障論理が存在するケースがあり、非常に複雑であることがわかった。
ハザードを取り扱うシステムでは単に信頼度が高いというよりも、あらゆる人が納得できる安全性のストーリーが重要になってくる。どこが壊れても許容でき、かつ運用中でも故障数がカウントできるので、常に安全かどうかが判断できる、このシステムは、必ず世の中に普及していくであろう。
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