大会名称
2014年 情報科学技術フォーラム(FIT)
大会コ-ド
F
開催年
2014
発行日
2014/8/19
セッション番号
4C
セッション名
分散システムおよび仮想化
講演日
2014/9/4
講演場所(会議室等)
3B棟3F 3B303
講演番号
C-012
タイトル
マルチテナントVM環境におけるKVS性能に関する一考察
著者名
徳田 大輝御代川 翔平山口 実靖
キーワード
KVS, cassandra, 分散型データベース, 仮想化, クラウドコンピューティング
抄録
近年、クラウドコンピューティングの普及によりデータベースのスケーラビリティが重要視され、KVS(Key-Value Store)が注目されている。
KVSはkeyとvalueのみで構成されるシンプルなデータ構造をとっているためスケールアウトしやすく、大規模なデータベースの並列処理に向いていると考えられている。
よって、多数の計算機資源を容易に確保できるクラウドコンピューティング基盤上でKVSは実行されることが多く、仮想化環境における性能が重要であると考えられる。
また、仮想化環境をを用いてKVSシステムを構築した際、同一のマシン上で複数のVMが稼働していることが想定されるが、すべてのVMが同じデータベースを共有しているとは限らない。
よって、多数の仮想マシンでいくつかのデータベースが共存している環境での性能が重要であると考えられる。
本稿では、著名なKVSの1つであるCassandraを仮想マシンKVM上で実行する環境を想定し、その性能について考察する。
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