大会名称
2013年 情報科学技術フォーラム(FIT)
大会コ-ド
F
開催年
2013
発行日
2013/8/20
セッション番号
107
セッション名
映像符号化の最新動向 〜HEVC標準化〜
講演日
2013/9/6
講演場所(会議室等)
第1イベント会場
講演番号
1-7-5
タイトル
HEVC技術解説[エントロピー符号化]
著者名
服部 亮史
キーワード
抄録
最新の映像符号化国際規格であるHigh Efficiency Video Coding(HEVC)において用いられているエントロピー符号化の技術について解説する。HEVCでは、エントロピー符号化手法として、AVCにも採用されているCABAC(Context-based Adaptive Binary Arithmetic Coding)が採用されている。HEVCではコンテキスト情報の導出処理の簡易化や、バイパス(固定確率)モードの適用範囲拡大、加えて並列処理を考慮した処理の導入により、より高いスループットの処理が可能となっている。本講演では、HEVCのエントロピー符号化技術の概要およびAVCからの改善点について解説する。