大会名称 |
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2012年 情報科学技術フォーラム(FIT) |
大会コ-ド |
F |
開催年 |
2012 |
発行日 |
2012/8/21 |
セッション番号 |
101 |
セッション名 |
e-サイエンス:超大規模実問題に挑戦するアルゴリズムと計算技術 |
講演日 |
2012/9/4 |
講演場所(会議室等) |
第2イベント会場 |
講演番号 |
A-1-3 |
タイトル |
ビッグデータ時代における科学的課題への新たなアプローチ法 |
著者名 |
西尾 章治郎, |
キーワード |
抄録 |
高度情報化社会の進展に伴い、デジタルデータが爆発的に増大するビッグデータ(情報爆発)時代が到来した。世界のデジタルデータの量は、民間調査機関の推計によれば、2020 年には、約35ゼタバイト(2010年度時の約35倍)へ拡大する見込みである。このため、ビッグデータを効果的・効率的に収集・集約・解析し、革新的な科学的手法により知識発見や新たな価値を創造することの重要性が、世界的に認識されてきている。第一の科学的手法である経験科学(実験)、第二の科学的手法である理論科学、第三の科学的手法である計算科学(シミュレーション)と並び、e-サイエンス(データ中心科学)は第四の科学的手法と言われ、ビッグデータ時代における科学の新たな地平を拓く方法論として注目されている。本講演では、ビックデータ時代における科学的課題への新たなアプローチ法としてのe-サイエンスについて概説する。特に、計算科学とe-サイエンスにおけるデータ処理の相違などを論じつつ、この新たなアプローチにおける技術課題と同時に革新的アルゴリズムの重要性について述べる。 |