大会名称 |
---|
2010年 情報科学技術フォーラム(FIT) |
大会コ-ド |
F |
開催年 |
2010 |
発行日 |
2010/8/20 |
セッション番号 |
3U |
セッション名 |
ネットワークセキュリティ |
講演日 |
2010/09/07 |
講演場所(会議室等) |
U会場(ウエスト2号館3F 302講義室) |
講演番号 |
L-033 |
タイトル |
ファイル操作による情報伝搬の追跡機能と可視化機能 |
著者名 |
中務 亮, 山内 利宏, 谷口 秀夫, |
キーワード |
セキュリティ, フィルタドライバ, 情報漏えい |
抄録 |
計算機内に保存されている機密情報の計算機外部への漏えいが問題となっている.この問題の多くは,利用者が多いWindowsで起きているため,Windowsでの対策が必要である.我々はLinuxに対して,システムコールの発行を契機とし,機密情報が拡散する経路を追跡し,機密情報の漏えいを防止する機密情報の拡散追跡機能を提案した.この機能において機密情報の拡散経路を有向グラフで表示する可視化機能を提案した.この可視化機能により,機密情報の漏えい経路の検証などの作業工数を減らすことができる.本論文では,Windowsにおけるファイル操作のログを取得し,そのログから情報伝搬を追跡する機能を実現する.また,Windowsにおける機密情報の拡散経路追跡の実現可能性について考察する. |
本文pdf |
PDF download (466.2KB) |