大会名称
2010年 情報科学技術フォーラム(FIT)
大会コ-ド
F
開催年
2010
発行日
2010/8/20
セッション番号
6D
セッション名
福祉情報工学(2)
講演日
2010/09/09
講演場所(会議室等)
D会場(総合学習プラザ1F 第8講義室)
講演番号
K-049
タイトル
高齢者における異常および前兆発見のための歩行情報取得
著者名
中井 崇人原田 史子島川 博光
キーワード
歩行情報, 前兆発見, RFID, 加速度センサ, 高齢者
抄録
高齢者の健康状態を把握し,異常やその前兆を発見するうえで,日常生活における歩幅・歩速といった歩行情報は有効である.しかし,日常生活では,単なる歩行だけでなく掃除や炊事等の作業に伴う歩行も存在し,これらを区別して歩行情報を抽出する必要がある.本手法では,屋内の床にRFIDタグを敷き詰め,その空間上でRFIDリーダと加速度センサを足に装着した高齢者が生活することで,歩行情報を取得する.2つのセンサを組み合わせることで,単純な歩行と作業時の歩行を区別し,各々の歩行情報を算出する.さらに,すり足等の歩行特性を見つけ出す.これにより,高齢者の単純歩行時,作業時の歩行力を測定し,異常やその前兆を発見できる.
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