大会名称 |
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2010年 情報科学技術フォーラム(FIT) |
大会コ-ド |
F |
開催年 |
2010 |
発行日 |
2010/8/20 |
セッション番号 |
1L |
セッション名 |
文字認識と画像照合 |
講演日 |
2010/09/07 |
講演場所(会議室等) |
L会場(総合学習プラザ2F 第15講義室) |
講演番号 |
H-008 |
タイトル |
街並画像DBを利用したビル壁面の窓面積比の推定手法 |
著者名 |
上野 智史, 川田 亮一, |
キーワード |
画像認識, 領域分割, 窓面積比 |
抄録 |
携帯端末による通信では,ビルや樹木による遮へい,地面や周囲構造物からの散乱によるマルチパスフェージングがあるため,特に都市部における通信状態の推定は複雑である.このためビルの影響を勘案可能な電波伝搬シミュレータソフトがいくつか存在する.しかしながらこれらのシミュレータソフトは,比較的大きなメッシュサイズ(数〜数十メートル) の直方体の組み合わせでビルを表現するものが大半であり,電波伝搬モデルの精度は十分とは言えない.電波伝搬に影響を及ぼす要素は他にもいくつか存在する(2 章参照) が,これらを実地に調査すると莫大なコストがかかり問題となる. 一方,近年ではGoogle Maps Street Viewなど,位置情報が付加された全方位カメラで撮影した街並画像データベースを提供するGIS(Geographic Information System)サービスが実際に稼働してきている. そこで本研究では,一般に公開されているこれらの画像を解析することにより,低コストで電波伝搬モデルの高精度化を図る.本稿では特に,建物の窓領域及び建物上部の看板領域の検出を目的とする. |
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