大会名称
2010年 情報科学技術フォーラム(FIT)
大会コ-ド
F
開催年
2010
発行日
2010/8/20
セッション番号
3N
セッション名
知識処理・自然言語処理
講演日
2010/09/07
講演場所(会議室等)
N会場(ウエスト2号館3F 大講義室)
講演番号
F-015
タイトル
要求文からの意図推測による道具連想システムの構築
著者名
柴山 拓也吉村 枝里子土屋 誠司渡部 広一
キーワード
常識判断, 情報処理, 連想
抄録
人間のパートナーとして活躍するロボットには常識的な判断が行える機能が必要である.その一つとして本稿では,人間の要求に対する意図を理解し,柔軟な回答を行うことのできる情報処理システムを提案する.具体的には,要求の裏に隠された意図を連想によって判断し,人間ならば自然に必要だと連想する物を出力する道具連想システムを構築した.例えば「林檎を取って」と要求した場合,その裏に隠された意図としては「林檎」を「食べる,切る」などが考えられる.それらの意図を考慮し,「林檎,包丁,フォーク」を出力する.結果,精度44.4%,再現率69.6%を得ることができ,人間が思いつかないような代替物を出力することが分かった.
本文pdf
PDF download (267KB)