大会名称
2010年 情報科学技術フォーラム(FIT)
大会コ-ド
F
開催年
2010
発行日
2010/8/20
セッション番号
1R
セッション名
並列システムと応用
講演日
2010/09/07
講演場所(会議室等)
R会場(ウエスト2号館3F 第6講義室)
講演番号
C-008
タイトル
InfiniBand^ネットワークを用いた並列処理装置のリアルタイム性向上
著者名
桜井 祐市鳥羽 忠信平 重喜伊藤 建志安本 英樹鈴木 康祐飯泉 謙
キーワード
並列処理装置, Parallel Processing System, リアルタイム処理, Real-Time Processing, InfiniBand
抄録
並列処理装置で大容量データをリアルタイム処理するには,アービタから各コンピュータへデータを順次分配するレイテンシの時間管理が重要である。しかし既製のInfiniBand制御を用いるアービタは,単一CPU上のOSで分配処理とバッファメモリ制御を行うため,競合が発生し分配レイテンシが変動する。そこで,バッファメモリのOS管理に代わり,通信パケットを解析して物理メモリアドレスにアクセスするダイレクトメモリ制御回路を開発し,CPUとOSレスでデータ分配を実現する伝送制御技術を提案した。提案技術を組込んだアービタFPGAを試作し,分配レイテンシの変動が抑えられた事を確認した。
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