大会名称
2010年 情報科学技術フォーラム(FIT)
大会コ-ド
F
開催年
2010
発行日
2010/8/20
セッション番号
1B
セッション名
ソフトウェア工学・デジタルドキュメント
講演日
2010/09/07
講演場所(会議室等)
B会場(総合学習プラザ1F 第6講義室)
講演番号
B-002
タイトル
モデル駆動要求分析におけるエンドユーザの入力制約モデルの導入
著者名
小形 真平松浦 佐江子
キーワード
Unified Modeling Language, 要求分析, Webアプリケーション開発
抄録
我々はこれまで業務系Webアプリケーション開発における要求仕様の妥当性確認の支援を目的に,プロトタイプ生成可能なUML要求分析モデルを提案してきた.モデルではアクティビティ図を主にアクターとシステムのインタラクションを定義し,システムのエンドユーザ視点から妥当性を確認するために,そこからWebページビューのプロトタイプの自動生成方法を実現した.提案手法は,非形式な自然言語を主に利用する要求分析手法に比べて,実システムに対する正確な要求仕様の定義に貢献したが,その反面,エンドユーザの入力項目数に比例して入力制約違反時の例外フローが増加し,可読性を維持した正確な例外フローの定義が困難となった.そこで,本稿ではユーザ操作を表すアクション系列からWebページ単位の入力値の取りうる状態を自動抽出し,そこに入力結果となるメッセージや遷移先の情報を加えて構成される入力制約モデルを提案する.
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