大会名称
2010年 情報科学技術フォーラム(FIT)
大会コ-ド
F
開催年
2010
発行日
2010/8/20
セッション番号
1A
セッション名
数理モデル化と問題解決(1)
講演日
2010/09/07
講演場所(会議室等)
A会場(総合学習プラザ1F 第5講義室)
講演番号
A-002
タイトル
電荷モデルを利用した競合共進化アルゴリズムによる詰碁の解獲得
著者名
大島 真山田 孝治遠藤 聡志
キーワード
競合共進化, 遺伝的アルゴリズム, 電荷モデル, ヒューリスティクス, 詰め碁
抄録
詰碁とは囲碁の部分的な死活問題のことであり、各局面の最善手によって最適戦略が構成される。詰碁における先手と後手其々の戦略を競合個体とし、競合共進化アルゴリズムにより両集団を最適化することで詰碁の正解手順を求める。ここでは特に電荷モデルに基因する拡張機能を用いることで、従来手法と比べ効率的に正解手順を獲得した。詰碁の局面において、黒石と白石其々を対極の電荷と仮定することで、電位分布または電位の変化量が盤上の交点に発生する。その強度において閾値に達しない交点を排除する。交点は進化対象である染色体の構成要素を成す為、交点の選別は染色体長を短縮し、結果的に最適解獲得に掛る計算コストの削減をもたらす。
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