大会名称 |
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2009年 情報科学技術フォーラム(FIT) |
大会コ-ド |
F |
開催年 |
2009 |
発行日 |
2009/8/20 |
セッション番号 |
14 |
セッション名 |
lifelogを情報システムに -収集から活用へ- |
講演日 |
2009/9/4 |
講演場所(会議室等) |
第2イベント会場 |
講演番号 |
14-10 |
タイトル |
岩手県遠野市付近におけるツキノワグマの環境利用に関する研究 |
著者名 |
高橋 広和, |
キーワード |
抄録 |
近年,ツキノワグマが全国各地で頻繁に出没し問題となっている.岩手県の北上山系に位置する遠野市ではクマが人里近くに高密度で生息しており,農業被害の多発に伴ってクマの有害駆除個体数は増え続けている.人とツキノワグマの共存を目指すには,まずツキノワグマに関する生態学的な知見(ライフログ)の蓄積が必要である.しかし遠野市の様に人里付近に生息するツキノワグマに関する生態学的な報文は非常に少ない.そこで本研究では,発信機を装着したツキノワグマの追跡調査によって人里付近に生息するクマのライフログの収集をし, (1)ツキノワグマの行動圏 (2)ツキノワグマの季節的な環境利用 (3)ツキノワグマの行動と人為的環境(道路,建物,農地)との関係を把握することを目的とした. |