大会名称 |
---|
2009年 情報科学技術フォーラム(FIT) |
大会コ-ド |
F |
開催年 |
2009 |
発行日 |
2009/8/20 |
セッション番号 |
7M |
セッション名 |
福祉情報工学(3) |
講演日 |
2009/09/04 |
講演場所(会議室等) |
M会場(9号館3F 934教室) |
講演番号 |
K-018 |
タイトル |
次世代拡大読書器の検討 : 視覚障害者のより良い読書環境のために |
著者名 |
野口 紳一郎, 木村 睦, |
キーワード |
視覚障害者支援, 拡大読書器, 薄膜フォトトランジスタ, 有機ELディスプレイ |
抄録 |
拡大読書器は,装置構造により概ね据置型と携帯型に大別分類される.カメラを用いて紙面を読み,拡大表示する機構は共通するが,有意な機能が全く相反し,使用者には不便を強いている. 本報告では,カメラに代わるマトリックス配列の薄膜フォトトランジスタと薄型ディスプレイとを一体化する手法で,軽量さと大画面表示を行う次世代拡大読書器を提案する.更に,紙面上を拡大表示した状態で,自筆筆跡を自動追尾表示する機構を提案する. なお,本装置はロービジョン障害者用支援機器として考案したが,教育やビジネスオフィスなどで用いるOHC装置などに変わる用具として,また,新たなスキャナー装置としての利用が期待できる. |
本文pdf |
PDF download (401.4KB) |