大会名称 |
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2009年 情報科学技術フォーラム(FIT) |
大会コ-ド |
F |
開催年 |
2009 |
発行日 |
2009/8/20 |
セッション番号 |
4L |
セッション名 |
ヒューマン情報処理(1) |
講演日 |
2009/09/03 |
講演場所(会議室等) |
L会場(9号館3F 933教室) |
講演番号 |
RJ-002 |
タイトル |
動画像コンテンツにおける注視点マップと顕著性マップとの関係性に関する考察 |
著者名 |
上向 俊晃, 小峯 一晃, 森田 寿哉, |
キーワード |
顕著性マップ, 視線, 注視点 |
抄録 |
画像に対する注意の向けられやすさ(顕著性)の分布を算出する「顕著性マップ」が提案されている。これは、画像データに含まれる物理的特徴を解析するだけで求めることができる。しかし、実際に測定した視線では、人間が注意を向けている位置と視線が向けられている位置はほぼ一致するが、顕著性マップにおいて顕著性の高い位置に、必ずしも注意が向けられるとは限らない。その原因の一つとして、複数の物理的特徴の解析結果を合成して顕著性マップを算出する際のパラメータの設定方法に関して、十分に検討されていないことが挙げられる。 そこで、本研究では、動画像コンテンツを視聴する被験者の視線が向けられる画像上の位置(注視点)を元に算出した注視点マップと、注意の向けられやすい領域を示すとされる顕著性マップとの関係性について考察する。具体的には、視線計測実験結果から得られた注視点マップと顕著性マップとの一致度を指標として、顕著性マップにおける重みパラメータの影響を調べると共に、重みパラメータの最適化手法を検討する。 |
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