大会名称 |
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2009年 情報科学技術フォーラム(FIT) |
大会コ-ド |
F |
開催年 |
2009 |
発行日 |
2009/8/20 |
セッション番号 |
7G |
セッション名 |
Web |
講演日 |
2009/09/04 |
講演場所(会議室等) |
G会場(9号館2F 922教室) |
講演番号 |
F-056 |
タイトル |
常識判断を用いた文書要約のための情報整理手法 |
著者名 |
洞井 知彦, 吉村 枝里子, 土屋 誠司, 渡部 広一, |
キーワード |
文書要約, 事件記事 |
抄録 |
近年,コンピュータやネットワークの発達に伴って,個人が扱える情報量は膨大なものとなってきており,必要となる情報だけを抽出する手助けとなる手法のひとつとして,文書要約技術の研究開発が活発に行われている.しかし,現在,これらの技術の多くは,文書に含まれる語の表記を手がかりに処理を行っており,語の表記が同じでも異なる意味を有したり(多義性),同じ意味でも語の表記が異なったりする(表記ゆれ,同義語,類義語)問題がある.そこで本研究では,事件記事を対象に,語が有する意味特徴を語と重みで表現する概念ベース,語と語の間にある関連の強さを数値として算出する関連度計算方式,人間が有している「常識的判断力」をコンピュータに持たせるためのシステムである常識判断システムなどを用いて,文章の内容ならびにその重要度合いを考慮して情報を階層的に整理,分類する情報整理手法を提案する. |
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