大会名称 |
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2009年 情報科学技術フォーラム(FIT) |
大会コ-ド |
F |
開催年 |
2009 |
発行日 |
2009/8/20 |
セッション番号 |
4F |
セッション名 |
音声分析・合成・音声信号処理 |
講演日 |
2009/09/03 |
講演場所(会議室等) |
F会場(9号館2F 921教室) |
講演番号 |
E-053 |
タイトル |
口裂周辺の筋電信号を用いた黙声日本語単母音認識のための認識パラメータ獲得手法 |
著者名 |
永井 秀利, 宇土 由紀, 中村 貞吾, |
キーワード |
黙声認識, 無発声音声認識, 筋電, EMG, 日本語, 母音 |
抄録 |
我々は,声を出さない発声(いわゆる口パク)の内容を口裂周辺の表面筋電に基づいて認識する黙声認識(あるいは無発声音声認識)の実現を目指している.我々の従来の研究では,将来の連続母音認識への発展を鑑みて,自然な口の動きによる発声開始時の筋電を利用し,約87%の認識精度を得た.しかし従来の研究では,認識パラメータ獲得の際の設定値等の適切性の検討が不十分であった.そこで本稿では,窓幅や特徴化手法を変更しての黙声単母音認識実験の結果に基づき,筋電信号からの認識パラメータ獲得手法の違いによる認識精度や特性の違いについて述べる.本稿で提案する組み合わせにより,黙声単母音に対して95.7%の認識精度を得ることができた. |
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