大会名称
2009年 情報科学技術フォーラム(FIT)
大会コ-ド
F
開催年
2009
発行日
2009/8/20
セッション番号
4F
セッション名
音声分析・合成・音声信号処理
講演日
2009/09/03
講演場所(会議室等)
F会場(9号館2F 921教室)
講演番号
E-052
タイトル
演算量の軽減を考慮した実用的な雑音抑圧法
著者名
小野塚 康浩田畑 雅崇田邉 造松江 英明古川 利博
キーワード
実用的な雑音抑圧法, 状態空間モデル, カルマンフィルタ, 有色性駆動源, 演算量の軽減
抄録
著者らは,従来のARシステムのコンセプトを用いたカルマンフィルタの問題点を解決した高性能な雑音抑圧法を提案した.しかしながら,この手法は逆行列を必要とすることより改善の余地がある.本論文では,著者らの手法を拡張した実用的な雑音抑圧法を提案する.提案手法の特徴は,音質を犠牲にすることなしに少ない演算量で高い雑音抑圧能力を実現していることである.提案手法の有効性は主観評価,客観評価および演算量の観点から確認している.また,新たに提案した有色性駆動源を用いた提案手法の状態空間モデルがカルマンフィルタを適用可能なことについても定量的に明らかにしている.
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