大会名称
2009年 情報科学技術フォーラム(FIT)
大会コ-ド
F
開催年
2009
発行日
2009/8/20
セッション番号
1C
セッション名
システムLSI設計技術
講演日
2009/09/02
講演場所(会議室等)
C会場(9号館1F 913教室)
講演番号
C-011
タイトル
上位ハードウェア設計言語Melasy+による自己回復機能付きFIFOメモリの記述と検証
著者名
白鳥 航亮和崎 克己
キーワード
ハードウェアコンパイラ, モデル検査器, 自己回復性, 上位設計, NuSMV, Melasy
抄録
現在筆者らが開発中の上位ハードウェア設計言語 Melasy+ は、上位設計から中間言語系を経由し、様々なターゲットコード生成が可能なハードウェアコンパイラ系である。現在生成可能なターゲットコードはモデル検査器NuSMV用と、ハードウェア記述言語VHDLである。今回、一過性の故障検出と自己回復機能を有するFIFOメモリを対象とし、そのRTLレベルの上位設計記述と、Melasy+によってモデル検査器NUSMV向けのコード生成を試行した。対象としたFIFOメモリは、セルと呼ぶ簡単な待ち行列管理オートマトンを深さNだけ接続し、FIFO内の有効データと待ち行列の先頭を自律分散的に検出する機能を有する。各セルが協調することによって有効データ管理用フラグの故障耐性を有する。生成したモデル検査用コードをNuSMVによって検査したところ、自己回復性に関する性質を満たしていることを確認した。
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