大会名称
2009年 情報科学技術フォーラム(FIT)
大会コ-ド
F
開催年
2009
発行日
2009/8/20
セッション番号
1C
セッション名
システムLSI設計技術
講演日
2009/09/02
講演場所(会議室等)
C会場(9号館1F 913教室)
講演番号
C-010
タイトル
仮想出力キューイング方式に基づいた低遅延ルータのFPGA実装・評価
著者名
グェン チュオン・ソン上原子 正利小柳 滋
キーワード
Network-on-Chip, ルータ, 仮想出力キューイング, FPGA
抄録
近年、SoCにおけるコミュニケーションに対して高性能、低遅延、スケーラビリティなどを提供できるNoC(ネットワークオンチップ)が盛んに研究されている。ルータは全体のNoCのパフォーマンスに極めて影響する。本研究では、仮想出力キューイング方式に基づいてルータの処理プロセスのパイプラインステージ数を削減できる手法を提案する。提案したルータを、FPGA上に実装し、回路規模と動作周波数の面から検討・評価した。その結果、従来アーキテクチャと比べるとパイプラインステージ数は4段から2段に減少することができた。さらに、これらの2段を並列に処理し、1段のみに削減することも可能である。ルータは回路規模の面でおよそ300スライスを占め、最大周波数は200MHzである。
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