大会名称 |
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2009年 情報科学技術フォーラム(FIT) |
大会コ-ド |
F |
開催年 |
2009 |
発行日 |
2009/8/20 |
セッション番号 |
3A |
セッション名 |
アルゴリズム・コンピュテーション一般 |
講演日 |
2009/09/02 |
講演場所(会議室等) |
A会場(9号館1F 911教室) |
講演番号 |
A-015 |
タイトル |
時間領域光トモグラフィを用いた散乱体の光吸収係数推定精度の検討 |
著者名 |
前田 祐輔, 川崎 世紀, 谷藤 忠敏, |
キーワード |
時間領域拡散光トモグラフィ, Truncated Newton法, 光学パラメータ, 光散乱体, FDTD法 |
抄録 |
後方散乱光パルスのみを用いた時間領域光トモグラフィ像の品質について述べている。42 mm2 のYee格子に離散化した2次元不均一散乱体の光パルス応答は筆者等が定式化したFDTD法を用いた。この方法で計算した後方散乱光パルスにポアッソン乱数を重畳することにより、実測光パルスを模擬し、実測値と理論値の自乗残差最少値を探索することにより像再生を行った。自乗残差最小値探索は、Truncated Newton法を用いた。その結果、表層から16mm程度の深さにあるYee格子単体及び12mm以上離れた1対のYee格子の光吸収係数は精度良く推定可能なことが分かった。また、推定対象Yee格子が表層から離れるに従い光吸収係数推定精度と空間分解能の劣化が見られた。 |
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