大会名称 |
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2007年 情報科学技術フォーラム(FIT) |
大会コ-ド |
F |
開催年 |
2007 |
発行日 |
2007/8/22 |
セッション番号 |
6 |
セッション名 |
良い論文を書くためには,伝わる日本語文章を書くためには |
講演日 |
2007/9/7 |
講演場所(会議室等) |
第1イベント会場 |
講演番号 |
6-3 |
タイトル |
他人に伝わる日本語文章を書くには |
著者名 |
阿部 圭一, |
キーワード |
抄録 |
講演1では,「良い学術論文を書く・書かせる」ことに焦点が絞られていたが,講演2ではそれを広げて「他人に伝わりやすい文章を書く」技術全般を扱う.ただし,伝える情報は,事実と意見だけで,感情や感動は対象としない.研究者・技術者・教員・学生であっても,日常的に論文だけでなく,仕事のうえでさまざまな文章を書いているのが普通であろう.この講演では,それらの文章に共通する「書きかた」の技術を論じたい.そのとき,「うまい」文章(名文)をめざすのではなく,「伝わる」文章(明文)をめざす技術を重点的に取りあげる.伝わる文章を書くには,まず人と人とのコミュニケーションの過程を振り返る必要がある.つまり,「伝わる」とはどういうことかを考える.ついで,伝わりやすい文章の基本として,「トップダウン記述」や「重点先行主義」で書くことを勧める.その後,文章および文書を作成する過程全体を眺めて,各段階でいくつかの技術を提案する. |