大会名称 |
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2007年 情報科学技術フォーラム(FIT) |
大会コ-ド |
F |
開催年 |
2007 |
発行日 |
2007/8/22 |
セッション番号 |
4 |
セッション名 |
ここまで使える数理計画法 |
講演日 |
2007/9/5 |
講演場所(会議室等) |
第1イベント会場 |
講演番号 |
4-2 |
タイトル |
数理計画法を用いた問題解決の事例-南山大学プロジェクトN |
著者名 |
鈴木 敦夫, |
キーワード |
抄録 |
南山大学では2005年にオペレーションズ・リサーチ(OR)を用いた大学業務の改善プロジェクトを開始した.われわれは,南山大学の頭文字をとって,このプロジェクトを「プロジェクトN」と呼んでいる.プロジェクトNのメンバーは,OR,統計学を専門とする教員4名と事務職員5名である.プロジェクトNでは,図書館雑誌の見直し,東海地震注意情報発令時の避難計画の策定,インターンシップ報告会のスケジューリング問題,入試監督割当の自動作成問題など,数多くの問題を取り扱い,実際の業務の改善に役立てている.その中でも,実際の問題を数理計画法のモデルとして定式化し,そのモデルの最適解を市販の最適化ソフトウェアによって求める方法は大きな成果をあげている.この方法によると,オペレーションズ・リサーチや統計学をほとんど知らない事務職員でも,ORの専門家の助言に従って,実際問題を解決することができる.本講演ではその事例を挙げ,さらにこの手法が大学だけでなく,多くの企業でも適用可能であることを紹介する. |