大会名称
2007年 情報科学技術フォーラム(FIT)
大会コ-ド
F
開催年
2007
発行日
2007/8/22
セッション番号
13
セッション名
ロボットや機械とのコミュニケーション-人間らしさ,機械らしさとは?-
講演日
2007/9/6
講演場所(会議室等)
第3イベント会場
講演番号
13-3
タイトル
人間らしいコミュニケーションを目指す-マルチ・チャネルを活かしたコミュニケーション力-
著者名
大坊 郁夫
キーワード
抄録
心豊かに理解し合える対人関係を築くには,臨機応変にその状況に応じてコミュニケーション力を使える必要がある.環境に応じて,適切なメッセージを発信し,他者からのメッセージを読み取るのか,また,他者との関係を目的に合わせていかに円滑に持続/展開するのかが基本的なスキルとして必要である.このスキルによって感性豊かな人間らしいコミュニケーションが可能となる.さらに,特定の対人的な機能を達成するためのスキル(関係開始・維持,リーダーシップの発揮など)があり,さらに,継続的な働きかけを要する,集団運営,異文化適応などの目的が特化されたスキルがある.さらに,円滑な対人関係を展開するためには,状況に応じてスキルを使い分け,変化への対応をできてこそ,人間らしいコミュニケーションなのである.コミュニケーションには機能の異なる多数のチャネルがあるので,その特性を把握し,複数のチャネルを臨機応変に組み合わせることが重要である.