大会名称 |
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2007年 情報科学技術フォーラム(FIT) |
大会コ-ド |
F |
開催年 |
2007 |
発行日 |
2007/8/22 |
セッション番号 |
13 |
セッション名 |
ロボットや機械とのコミュニケーション-人間らしさ,機械らしさとは?- |
講演日 |
2007/9/6 |
講演場所(会議室等) |
第3イベント会場 |
講演番号 |
13-2 |
タイトル |
ヒトとモノの中間的な存在がもつ力:子どもの視点からヒトらしさ・機械らしさを考える |
著者名 |
小嶋 秀樹, |
キーワード |
抄録 |
シンプルなコミュニケーションロボットを使って,子どもたち(自閉症児・定型発達児)からロボットへの自発的なコミュニケーション行為を長期観察してきた.子どもたちは,ロボットの行為を積極的に意味づけ,自分たちの行為ループのなかに取り込んでいく.このようなフィールド観察から,子どもたちからの社会的行為(コミュニケーション行為)を引き出す「身体」の条件を考察したい.著者は,必ずしもヒトらしい形態がコミュニケーションに必須ではないと考え,むしろ子どもからの社会的な意味づけ・取り込みを誘うような形態と機能をもたせることが重要であると考える.とくに何らかの対象に注意(視線)を向けることや,その対象についての情動を表出することを,子どもから見て直観的に理解できることがカギになるだろう. |