大会名称 |
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2005年 情報科学技術フォーラム(FIT) |
大会コ-ド |
F |
開催年 |
2005 |
発行日 |
2005/8/22 |
セッション番号 |
15 |
セッション名 |
情報システムのブレイクスルー可能性を探れ! -ベンダとユーザがwin-winで結ばれるための有効なアプローチとは?- |
講演日 |
2005/9/8 |
講演場所(会議室等) |
第3イベント会場 |
講演番号 |
O-4 |
タイトル |
情報システムのブレイクスルー可能性(3) |
著者名 |
伊東 暁人, |
キーワード |
抄録 |
さまざまな調査を見ると,SI企業やSWベンダーの努力にも関わらずユーザーの情報システムに対する満足度は必ずしも高くない.従来から議論されているように,ユーザー側の要求仕様はなかなか定まらず,たとえユーザーの提示した仕様どおりシステムを開発しても高い満足度は得られていないのである.一方で,地方中小企業の調査を見ると,経営戦略として生き残りをかけた差別化を指向しながらも,情報化では効率化さえもなかなか達成しきれていない実態が窺える.ユーザー側の「もどかしさ」と開発側の不満,それらを十分に解決することができていないソフトウェア工学のさまざまな技法...今回は,要求仕様を静的に確定しなければビジネスとしてシステム開発ができないのに対して,現実のビジネス環境が動的に変化していることから発生する問題やユーザーの「学習」という視点を導入した開発方法のありかたなどを議論したい. |