大会名称 |
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2004年 情報科学技術フォーラム(FIT) |
大会コ-ド |
F |
開催年 |
2004 |
発行日 |
2004/8/20 |
セッション番号 |
17 |
セッション名 |
分子イメージング |
講演日 |
2004/9/8 |
講演場所(会議室等) |
第3サブメイン会場 |
講演番号 |
Q-3 |
タイトル |
小動物用PET装置を中心とした小動物用核医学イメージング装置とその利用 |
著者名 |
間賀田 泰寛, |
キーワード |
抄録 |
放射性同位元素で標識された放射性医薬品を体内に投与すると,ある時間経過後,その化合物が有する生物学的性質に従って生体内で特徴的な分布を示す.核医学技術とはこうして分布した化合物から放出された放射線を体外より計測して画像を作成する技術である.その性格上,形態を観察することは苦手であるが,観察したい機能に合致した放射性医薬品を準備することで特徴的な機能画像を得ることが出来る.なかでも放射性同位元素としてポジトロン放出核種を用いるものをPETと呼び,臨床現場を中心に用いられている.近年,小動物専用のPET装置が開発され,その空間分解能は1.3mmと,装置としての限界に近づきつつある.分子イメージングという言葉の定義は難しいが,生体内で遺伝子情報が発現した最終形としての酵素やレセプターをはじめとするタンパク質等のインビボでの機能画像として演者は捉えている.これまでPET薬剤の開発を通して,小動物用PET装置によるインビボイメージングに関わってきたので,その一端をご紹介する. |