大会名称 |
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2004年 情報科学技術フォーラム(FIT) |
大会コ-ド |
F |
開催年 |
2004 |
発行日 |
2004/8/20 |
セッション番号 |
16 |
セッション名 |
FIT賢人会議:情報学のセントラルドグマ |
講演日 |
2004/9/8 |
講演場所(会議室等) |
第3サブメイン会場 |
講演番号 |
P-3 |
タイトル |
情報学のセントラルドグマ ― 会話情報学 |
著者名 |
西田 豊明, |
キーワード |
抄録 |
「会話情報学」は,人間の会話行動,なかでも知識創造と活用に関わる会話行動の理解の深化と支援技術の確立を目的とする学問領域である.会話情報学では,人間にとって最も自然なコミュニケーション様式である会話という現象を原点に置き,会話現象解析や会話支援技術の確立を中心的な課題として設定して,従来細分化していた学問領域の融合・高度化・サービス化のための構成的な学問領域となることをねらっている.会話計測分析学,会話環境デザイン学,会話的人工物学,会話コンテンツ学,会話応用創成学の5つの部門を相互に連携させつつ,会話情報学としての統合を試みる.本講演では,会話情報学という視点からのさまざまな試みを紹介し,それを一般化することにより,現象の理解,アイデアのプロダクト化,プロダクトの社会への実装,社会での評価を機軸とする構成的な情報学を実現するための具体的な方略について検討する. |