大会名称 |
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2004年 情報科学技術フォーラム(FIT) |
大会コ-ド |
F |
開催年 |
2004 |
発行日 |
2004/8/20 |
セッション番号 |
12 |
セッション名 |
高度医療を支える安全ME技術 |
講演日 |
2004/9/8 |
講演場所(会議室等) |
第2サブメイン会場 |
講演番号 |
L-1 |
タイトル |
精密誘導手術と医療トレーサビリティー |
著者名 |
伊関 洋, |
キーワード |
抄録 |
画像診断,特に術中診断技術の発達により,診断から治療までの時間差はほぼ0となり,診断即治療のリアルタイム性を追求する診断と治療が融合した時代となった.低侵襲外科手術の究極は,多分切らない外科手術である.しかし,その過程に行くまでには精密誘導技術を活用したマニピュレーション手術がその過渡期の外科を支えることになる.精密手術では,全て術前の計画どおりに正確に手術行程をこなす必要がある.そのためには,「外科医の新しい目・手・脳」が必要であり,医療情報の可視化を基にした診断・治療方針決定支援システムである戦略デスクが重要な柱となる.精密誘導手術は,先行予測型の次世代の医療システムである.また医療分野においても,医療従事者は受益者である患者・家族に治療・看護過程の履歴を開示し,安全性と品質を保証する医療のトレーサビリティー(治療・看護過程履歴の追跡管理)システムの整備が,求められている. |