| 大会名称 |
|---|
| 2003年 情報科学技術フォーラム(FIT) |
| 大会コ－ド |
| F |
| 開催年 |
| 2003 |
| 発行日 |
| 2003/08/25 |
| セッション番号 |
| 5 |
| セッション名 |
| 雑音下音声認識に関する共通コーパスと評価 |
| 講演日 |
| 2003/9/10 |
| 講演場所(会議室等) |
| 第1メイン会場 |
| 講演番号 |
| E-1 |
| タイトル |
| 雑音環境下の音声認識手法 |
| 著者名 |
| 松本 弘, |
| キーワード |
| 抄録 |
| 近年，音声認識の精度が向上し，カーナビ，PDA等に音声認識が利用されている．また，携帯端末用の分散型音声認識フロント エンドの標準化へ向けたプロジェクトも進められている．しかし，実環境下では，雑音等により著しく認識精度が低下するという 問題は解決されておらず，音声認識技術の普及を図るうえで，環境変動にロバストな認識技術の確立が重要な課題となっている． 音声認識における耐雑音性能を高めるためには，先ず収音部で雑音を低減することが大切であるが，同時にフロントエンドと デコーダ部における雑音対策が必要である．そこで本稿では，音声認識フロントエンドにおけるロバストな特徴抽出，変調フィ ルタ処理，雑音低減・補償処理について，またデコーダ部における環境適応技術と部分特徴量を用いた認識手法ついて，従来の 研究と最近の研究動向をレビューし，今後の課題について述べる． |