大会名称
2023年 総合大会
大会コ-ド
2023G
開催年
2023
発行日
2023-02-28
セッション番号
CT-1
セッション名
超高感度磁気センサ・計測技術の近況:SQUIDセンサの現在地
講演日
2023/3/9
講演場所(会議室等)
3号館 3308教室
講演番号
CT-1-5
タイトル
TMR磁気センサの基礎と応用
著者名
大兼幹彦
キーワード
スピントロニクス, トンネル磁気抵抗効果, 磁気センサ
抄録
次世代のスピントロニクスデバイスとして期待が大きい素子が,超高感度スピントロニクスセンサ(TMRセンサ)である。現在,TMR効果は飛躍的に向上しており,室温下で最大600%にも至っている。このような飛躍的なTMR効果の増大を背景として,ヒトの脳や心臓の微弱磁場を室温で計測可能な生体磁気センサへと応用しようとする機運が高まっている。TMR素子は,SQUIDに迫る感度を有し,室温動作,小型,低消費電力動作を特長とし,身体に密着させて(ウェアラブルで),心臓や脳の磁場を検出できる強みがある。本チュートリアルでは,TMR磁気センサの動作原理等の基礎と,生体磁場計測等への応用に関して講演する。
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