大会名称
2023年 総合大会
大会コ-ド
2023G
開催年
2023
発行日
2023-02-28
セッション番号
C-12
セッション名
集積回路
講演日
2023/3/7
講演場所(会議室等)
4号館 4104教室
講演番号
C-12-10
タイトル
コプレーナ線路を用いたミリ波帯CMOSラットレースバラン
著者名
◎浅野祐太田中 聡吉田 毅天川修平藤島 実
キーワード
伝送線路, ラットレースバラン, CMOS, コプレーナ線路, 減衰定数
抄録
コプレーナ線路はグランデッドコプレーナ線路に比べ、底面グランドとの寄生容量を小さくできる。そのため、同一の特性インピーダンスでは、信号線幅を太くできるため、減衰定数を小さくすることができる。
しかし、コプレーナ線路の構造では、3本の導体を信号が伝搬するため、奇数伝搬モードが生じる可能性がある。奇数次伝搬モードは低層メタルで両グランド間にアンダーパスを設けることにより抑制することが出来る。
本研究では、低層メタルによるアンダーパスを周期的に用いたコプレーナ線路によるラットレースバランの特性をシミュレーションにより検証した。その結果、低層メタルのアンダーパスを有するコプレーナ線路を用いることで、損失の低いラットレースバランを実現した。
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