大会名称
2023年 総合大会
大会コ-ド
2023G
開催年
2023
発行日
2023-02-28
セッション番号
A-2
セッション名
情報理論
講演日
2023/3/10
講演場所(会議室等)
2号館 2302教室
講演番号
A-2-2
タイトル
ランプ型しきい値法のIndividual Insecurity
著者名
◎栗原 頂栗原 淳田中俊昭
キーワード
Individual Insecurity, Individual Insecurity Threshold, Individual Security, ランプ型しきい値法, 秘密分散法
抄録
既存の(k,l,n)ランプ型しきい値法では,k個未満のシェアから秘密Sの一部が確定的に漏洩する可能性がある.そこで、ランプ型しきい値法において,Sの一部が確定的に復号可能となる性質を測る尺度「Individual Insecurity (II)」と,Sのいかなる一要素も復号不能なシェアの最大個数を表現する尺度「Individual Insecurity Threshold (IIT)」を与える.加えて,任意のランプ型しきい値法において,一定以上のIITを保証する,秘密Sのprecoding手法を提案する.具体的には,ランプ型しきい値法の構成に依らず,一定数(l-1個)以下のシェアからは,Sの一部分たりとも確定的に復号できない.
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