大会名称 |
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2022年 ソサイエティ大会 |
大会コ-ド |
2022S |
開催年 |
2022 |
発行日 |
2022/8/23 |
セッション番号 |
AS-2 |
セッション名 |
勢いを増す光無線通信 |
講演日 |
2022/9/8 |
講演場所(会議室等) |
Meeting 19 |
講演番号 |
AS-2-2 |
タイトル |
LED設置位置を変化させたプロペラ型回転式LED送信機によるイメージセンサ通信の通信性能の一検討 |
著者名 |
◎尺田一輝, 荒井伸太郎, |
キーワード |
可視光通信, イメージセンサ通信 |
抄録 |
本稿では回転式LED送信機及びイメージセンサ(カメラ)を用いたイメージセンサ通信に注目する.回転式LED送信機とは筆者らが先行研究で開発した装置である.本装置でデータを送るLEDを点滅させながら回転させ,それらを受信機側がLED光の残像として捉えられることを利用してイメージセンサ通信の通信速度向上を図る.筆者らはこの装置を改良し,複数のLEDをプロペラ状に回転させる「プロペラ型回転式LED送信機」を現在開発中である.プロペラ状に回転させることで,先行研究の装置と異なり,回転一周分のLED光の点滅を1枚の画像に残像として捉えられ,通信速度がさらに向上すると期待している.しかしながら,プロペラ状に回転させることで,回転の中心からのLED設置位置によって,回転1度あたりのLEDの移動量が変化することが分かっている.この場合,回転の中心に近いLED程,回転によって隣接するLEDの残像光が互いに干渉しやすく,データの復調を誤る可能性が高い.本研究では,プロペラ型回転式LED送信機上のLEDの設置位置の違いが,復調性能にどう影響するかをシミュレーションにより評価する. |
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