大会名称 |
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2022年 総合大会 |
大会コ-ド |
2022G |
開催年 |
2022 |
発行日 |
2022-03-01 |
セッション番号 |
BS-1 |
セッション名 |
ポスト5Gに向けた次世代アンテナ測定技術の最新動向 |
講演日 |
2022/3/16 |
講演場所(会議室等) |
Meeting 16 |
講演番号 |
BS-1-4 |
タイトル |
2次元方向に反射する2周波数偏波共用リフレクトアレーのバイスタティックRCS測定 |
著者名 |
○橋口 弘, 道下尚文, 森下 久, 松野宏己, 大戸琢也, 中野雅之, |
キーワード |
リフレクトアレー, レーダー断面積, 周波数共用, 偏波共用, 近傍界測定, 円筒走査 |
抄録 |
第5世代移動通信システムにおいて利用されているミリ波帯の電波は直進性が高く,空間減衰や大きいため,木や建物の遮蔽により,カバレッジホールが発生する.カバレッジホールを解消するには基地局の増設が有効であるが,設置コストが高くなる.このため,安価にカバレッジホールを解消する手法として、リフレクトアレーが注目されている.リフレクトアレーの性能評価は,入射方向と反射方向が異なるバイスタティックRCS(Radar Cross Section)により行われる.バイスタティックRCS測定に関する先行研究として,球面,円筒,平面走査で得た近傍界からの遠方界推定,屋外環境下での評価,2次反射波を用いた測定系の小型化等が提案されている.リフレクトアレーのRCS測定においては,文献のように,球面の測定系において,反射方向が1次元方向のみで評価される場合が多い.一方,2次元方向に反射が可能なリフレクトアレーも提案されている.このようなリフレクトアレーの性能をより高い精度で評価するには,平面や円筒面を用いた2次元のRCS評価も必要と考えられるが,その報告例は少ない.本稿では,リフレクトアレーの2次元のバイスタティックRCS評価方法について報告する. |
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